本日2月21日は「漱石の日」です。
- 植松エネルギー
- 2023年2月21日
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夏目漱石といえば、以前の千円札の肖像画としても知られ
日本を代表する文豪ですね。
明治44年の今日、文部省からの文学博士号授与を
「自分には肩書は必要ない」と辞退したことから
そう呼ばれるようになったとされています。
漱石が深く関わる『月が綺麗ですね』
このロマンティックな言葉には深い意味があるのをご存じですか
英語教師をしていた頃の漱石が
「I LOVE YOU」を
「わが君を愛す」「そなたを愛おしく思う」と訳した教え子に
「日本人はそんなこと言わない。月が綺麗ですねとでも訳しておきなさい」
といった逸話があります。
日本人らしい表現で有名になりました。
この返答の王道は・・・「私、死んでもいいわ」です。
文字だけ見ると怖い感じがしますが・・・
作家・二葉亭四迷が、ロシア文学「片戀」を翻訳していた時に
作中で男性から愛を告白された女性の返答を
「私、しんでもいいわ」と訳したところから広まりました。
ちなみに断るときは、「私はまだ死にたくありません。」です。